トレーニング前のストレッチ、忘れていませんか?
〜ウォームアップの重要性と正しい取り入れ方〜
トレーニングを頑張っている皆さん、「今日は時間がないからストレッチは省こう」なんて思ったことはありませんか?
実は、そのひと手間がトレーニング効果やケガの予防に大きく関わってくるんです。
今日は「トレーニング前のストレッチやウォームアップの重要性」についてお伝えします。
ストレッチとウォームアップの違いとは?
よく混同されがちですが、ストレッチとウォームアップは目的が異なります。
-
ストレッチ(Stretch):筋肉の柔軟性を高め、可動域を広げるために行います。主に静的ストレッチ(止まったまま伸ばす)や動的ストレッチ(動きながら伸ばす)があります。
-
ウォームアップ(Warm-up):心拍数や体温を上げ、神経や筋肉の働きを高めるために行います。ジョギングや軽いサーキットなど、全身を動かす軽い運動が効果的です。
なぜ重要なのか?
① ケガの予防
冷えた筋肉に急な負荷をかけると、肉離れや関節の損傷につながるリスクがあります。
ウォームアップで筋温を上げ、ストレッチで関節の可動域を広げておくことで、ケガのリスクを大幅に下げることができます。
② パフォーマンス向上
準備運動をしていないと、体がうまく動かずトレーニングの効果も半減します。
正しい姿勢やフォームを意識しやすくなり、狙った部位への刺激も入りやすくなります。
③ メンタルの切り替え
ストレッチやウォームアップには、気持ちを「トレーニングモード」に切り替える役割もあります。
集中力が高まり、より質の高いトレーニングにつながります。
実践例:おすすめの流れ(所要時間 約10分)
ステップ1:動的ストレッチ(3〜5分)
-
足振り(レッグスイング)
-
肩回しや体幹のツイスト
-
スクワット+アームリーチ
ステップ2:ウォームアップ運動(3〜5分)
-
軽いジョグやステップ運動
-
バーピー軽め×5回
-
自重スクワットや腕立てをゆっくり行う
ステップ3:トレーニング直前の軽負荷エクササイズ(2〜3分)
-
実際に使う重量の50%〜60%で1〜2セット
-
可動域を確認しつつ、フォームのチェック
まとめ
ストレッチやウォームアップを省いてしまうと、思わぬケガやパフォーマンス低下につながります。
たった10分でできる準備が、トレーニングの質を大きく左右すると考えて、ぜひ取り入れてみてください!
ジムでは、初めての方にもウォームアップ方法を丁寧にお伝えしています。
「やり方がわからない」「何をすればいいのか不安」という方も、お気軽にトレーナーにご相談ください。