みなさん、こんにちは!今回は前回にもありました、サツマイモについてお話ししていきます。
ダイエットにいいと聞くさつまいも。筋トレにも効果的と聞いたことがある人もいるのでは?
ダイエットは体重を減らすことが目的ですが、筋トレにも効果的となれば、引き締まった身体を目指すボディメイクをしている人も積極的に取り入れたいですよね。
筋トレする人にさつまいもがおすすめな理由
GI値が低い
GIとはグライセミック・インデックスの略。GI値とは、食後の血糖値の上昇を示す数値のことです。
つまり炭水化物の吸収速度を表しており、GI値が高ければ血糖値が急激に上がりやすいといえます。
血糖値が上がると、下げるためにインスリンというホルモンが分泌されますが、筋肉だけではなく、余ったインスリンは体脂肪を合成する働きがあります。過剰なインスリンが出るのは筋トレをする人にとっては避けたいこと。
そのため、GI値の低いさつまいもは、体脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待でき、さらに消化吸収に時間がかかるので腹持ちもよく、筋トレやダイエットにおすすめなのです。
またGI値が低めだと消化吸収にある程度の時間がかかるので、腹持ちの良さにも貢献してくれます。具体的には白米のGI値が約80なのに対して、さつまいものGI値は55。
食物繊維が豊富
食物繊維には種類があり、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維があります。さつまいもには、不溶性食物繊維が豊富です。
不溶性食物繊維は、便のかさを増やし、腸の動きを活発化させるため、便秘の改善にも繋がります。
幸せを感じるセロトニンというホルモンは、約9割が腸から分泌されるといわれています。腸内環境が整うと幸福度が高まるため、やる気も出て筋トレにも効果が期待できます。
脂質が少ない
さつまいもは脂質が少ないのもポイント。
甘味を感じるのに低脂質なのは、ありがたいですよね。間食でお菓子を食べるのであれば、さつまいもにした方がいいと思います。
さつまいもはカロリーが低め
・エネルギー⇒132kcal
・炭水化物⇒31.5g
・タンパク質⇒1.2g
・脂質⇒0.2g
・100gあたり
【食べ方】減量するならさつまいもは焼き芋にしない方が効果的!
さつまいもを調理する際に焼き芋にしてしまうと、さつまいものでんぷんが麦芽糖に変換されGI値が100近くになってしまいます。
さつまいもに含まれているデンプンは、焼き芋にすると麦芽糖という成分に変わってしまいます。麦芽糖に変わると55だったGI値が80程度まで上がり、高GI値食品になってしまいます。
焼き芋はGI値が高く血糖値が急激に上昇してしまうため、脂肪がつきやすい食品です。
とはいえ、焼き芋が食べたいときもあるかもしれません。そんなときは、冷やし焼き芋にして食べましょう。焼き芋を冷蔵庫や冷凍庫で冷やしてから食べるだけなので、手軽に作れますよ。
さらに、さつまいもは冷やすことで、レジスタントスターチが増えます。レジスタントスターチとは、でんぷんが糖化したもので、消化されにくい性質があり、食物繊維のような働きをします。血糖値の上昇も抑えられるので、焼き芋が食べたいときは、冷やすなどひと工夫して頂きましょう!
電子レンジで簡単調理!ふかし芋の作り方
忙しくても簡単にできる、電子レンジを使ったふかし芋の作り方をご紹介します。
【ふかし芋の作り方】
1.さつまいもをよく洗い、ぬらしたキッチンペーパーで包み、ラップで覆います。
2.電子レンジで600W1分加熱してから、さらに200Wで10分ほど加熱します。
3.竹串でスーッと刺さるくらいの固さになったら完成です。
炊飯器で入れるだけ、すごい簡単蒸しサツマイモ
炊飯器を使うなら、水をサツマイモが半分ほど浸かるぐらい入れ通常の炊飯スイッチを押すだけで蒸イモが作れるので凄い簡単です!
コツもなんにもいりません!炊飯器にまかせておけばOK!
水の量を増やすと、ねっとり甘くなります。
お好みに調整してください!
干し芋もおすすめですが、食べ過ぎ注意!
干し芋も持ち運びしやすく小腹が空いたときに便利なため、筋トレにはおすすめですが、高カロリーなので食べすぎには注意しましょう。ビタミンCが豊富なので、お菓子の代わりにつまむ程度が理想です。
さつまいもはダイエット・筋力アップに相性抜群!
さつまいもはダイエットのみならず、筋トレにもぴったりの食材です。
ただし、調理方法によって、高GI・高カロリーな食品になることもあるので注意しましょう。
筋トレのお供にさつまいもを活用してみましょう
体づくりは食に対する我慢が必要な時もありますが、さつまいもを活用すればその甘味等もあり無駄に食欲と戦い消耗する機会を減らすきっかけにもなるかと思います。