血糖コントロールを自分で把握しよう!

こんにちは!今日は「血糖コントロールを自分で把握する方法」についてお話しします。

ダイエットや健康管理をしていると「血糖値が大事」とよく聞きますよね。でも、実際に自分の血糖値がどう変動しているかを知らないままでは、正しい食事や運動の工夫につなげにくいものです。

そこで今回は、特別な医療機器を持っていなくてもできる「セルフチェックの方法」「日常生活で意識できるポイント」を紹介します。


なぜ血糖コントロールが大事なのか?

食事で糖質を摂ると、血糖値が上昇します。その際にインスリンが分泌され、血糖を下げようと働きます。

血糖値の急上昇・急降下を繰り返すと、

  • 眠気やだるさが出やすい

  • 空腹感が強くなり、食べ過ぎにつながる

  • 長期的には生活習慣病のリスクになる

といった影響があります。つまり「血糖値を安定させること=太りにくく、健康的な体づくりにつながる」んです。


血糖コントロールを自分で把握する方法

① 食後の体調を記録する

食後30分~2時間くらいで「眠気」「集中力の低下」「甘いものが欲しくなる」などがある場合、血糖が乱高下している可能性があります。
👉 食事日記に「何を食べたか」「その後どう感じたか」をメモするだけでも、自分の傾向が見えてきます。

② 体組成や体重の変化を見る

直接的ではありませんが、血糖が乱れやすい食生活は体脂肪増加につながりやすいです。定期的に体重や体脂肪率をチェックしておくと、変化を早めに気づけます。

③ 手軽にできる「血糖自己測定」

ドラッグストアや通販で購入できる「血糖測定器(自己採血タイプ)」を使えば、実際の血糖値を数値で確認できます。

  • 食前

  • 食後1時間

  • 食後2時間

と測ると、食事による血糖変動が分かりやすいです。医療機関に通うほどではなくても、自分の習慣を知るための目安になります。

④ ウェアラブルデバイスを活用

最近では「フリースタイルリブレ」のようなセンサーで、24時間血糖をモニタリングできる製品もあります。継続的にデータをとることで、どんな食事や運動が血糖に影響するかが一目瞭然です。


血糖を安定させるための習慣

  • 食物繊維から食べる(サラダや海藻、きのこ → 主菜 → 主食の順)

  • GI値の低い食品を選ぶ(玄米、オートミール、全粒パンなど)

  • 軽い運動を取り入れる(食後の10分ウォーキングでも効果的)

  • 間食はナッツやチーズなど血糖が上がりにくい食品を選ぶ


まとめ

血糖コントロールは「特別な人がやるもの」ではなく、誰でも日常生活の中で意識できることです。

まずは食事や体調の変化を記録して、自分の体のクセを知ることから始めましょう。そこに少しずつ工夫を加えていくことで、自然と「太りにくく疲れにくい体」に近づいていきます。








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