筋トレ時間を作るのにも1回のトレーニング時間は何時間といった長いほうがいいのか、それとも何分というように短い方がいいのか。また、休憩(インターバル)時間はいるのか、いらないのか。 筋トレにかける時間について今回は解説していきます!
筋トレ1回あたりの時間とインターバル(休憩)の目安
筋トレは継続して効果が現れるものなので、1度に何時間も行う必要はありません。
筋トレ1回あたりの時間は、30分~90分が目安とされています。
例えば筋力アップ・筋肥大が目的なら強度の高い筋トレを短時間で、筋持久力アップが目的なら強度が低い筋トレを長時間行うなど、目的によって適した時間は異なります。
また、目指す体型や体力など個人差があるので、目的に合わせて無理なく継続できるような時間設定を行うようにしましょう。
筋トレを効果的に行うためにはインターバル(休憩)も大切です。
インターバルを取らずに筋トレを行うと、疲労がたまり適切な効果を得られないだけでなく、筋トレ器具を落として怪我をしたり体調不良の原因になったりします。
筋肥大が目的なら各セット間のインターバルを1~2分、筋力アップが目的なら3~5分、筋持久力アップが目的なら1分を目安に取るようにしましょう。
筋トレを行う時間帯は?朝昼夜それぞれのメリットと注意点
筋トレを行うのに1番効果的な時間帯というのは明確になっていません。
人には朝型や夜型といった活動しやすい時間帯があるのと同様に、筋トレの効果的な時間帯は個人で異なります。
朝の筋トレのメリットと注意点
朝は体温が低く、副交感神経が優位のリラックス状態から、交感神経が優位のアクティブな状態へと変わっていく時間帯です。
朝筋トレを行うと、体温が上昇し基礎代謝がアップする、自律神経のリズムが整うといったメリットがあります。
朝に筋トレを行う際は、水分・糖質の補給にも注意しましょう。
起床後は体の水分が少なく、空腹状態になっています。
そのまま筋トレを行うと脱水症状や血糖値の低下によるめまい、筋肉をエネルギーとして分解するなど、筋トレが逆効果になりかねません。
筋トレ前にはコップ1杯の水とおにぎりやバナナなどの軽い食事や、プロテインを摂ってから行うようにしてください。
また、起床後すぐは交感神経の働きが鈍く、体が硬い状態です。
筋トレは起床後1時間は空けてから行うようにしましょう。
ストレッチを入念にして体をほぐしてから、トレーニングしましょう!
昼の筋トレのメリットと注意点
昼は体温が上がり、体がほどよく動かされた状態になっているので、怪我のリスクが低くなっています。
また、筋力が最も高まる時間帯は午後2時~6時と言われているので、強度が高い筋トレが行える時間帯です。
昼食後に筋トレを行えば朝と昼で摂取した糖質が使われるので、活動しやすいです。
ただし、食後すぐに筋トレを行うと消化不良を起こしやすくなります。
最低でも1時間、可能なら2時間空けてから行うようにしましょう。
夜の筋トレのメリットと注意点
夜は時間が取りやすく、集中して取り組める時間帯です。
他に予定がなければ1日の体力を使い切っても支障がないので、夜筋トレはハードなトレーニングが可能です。
湯船に浸かれば体がほぐれて疲労も軽減します。
筋トレでほどよい疲労感を与えることで寝つきが良くなり、睡眠の質が上がるのも夜筋トレのメリットです。
就寝前に激しいトレーニングを行うと寝つきが悪くなるので、夜に筋トレを行う際は就寝2~3時間前には終えるようにしましょう。
筋トレのメリットは時間帯によって異なります。
起床後・食後1時間以内に、極度の空腹時や就寝前は避け、自分の目的や生活スタイルに合った時間帯で筋トレを行なってください!
トレーニング時間や時間帯は目指す体型や体力など個人差があるので、目的に合わせて無理なく継続できるような時間設定を行うようにしてください。
筋トレを効果的に行うためにはインターバル(休憩)も大切。
目的に応じて各セット間のインターバルは1分~5分を目安に取り入れてください。
自分が習慣化しやすい頻度で行いましょう。
筋トレの効果が表れやすい時間帯は人によって異なります。
また、メリットも朝昼夜とそれぞれ異なるので、目的や体調に合わせて時間帯を選んでください!