身体を変えるための筋トレ強度とは? 目指すゴール別ガイド

筋トレを始めるとき、最も重要なのは「強度」です。
強度とは、使用する重量や回数、セット数、休憩時間など、トレーニングの「負荷」を示すものです。正しい強度でトレーニングを行うことで、目的に応じた効果を最大限に引き出すことができます。

この記事では、「身体を変えるために、どれくらいの強度で筋トレすればよいのか?」について、目標別にわかりやすく解説します。


1. 筋肥大(筋肉増強)を目指す場合

目標:大きくて強い筋肉をつけたい

筋肥大とは、筋肉のサイズを大きくすることを意味します。この目標を達成するためには、「筋肉を十分に疲労させる」ことが必要です。そのためには、8~12回を1セットとして行うトレーニングが理想的です。

推奨強度:

  • レップ数(回数):8~12回

  • セット数:3~5セット

  • 使用重量:最大重量の70~85%

  • 休憩時間:60~90秒

高い強度でトレーニングを行うことで、筋肉が成長を促されます。しっかりと追い込んで、筋肉が「成長したい」と感じるようにしましょう。


2. 筋力向上を目指す場合

目標:より高いパフォーマンスを発揮したい、重いものを持ち上げられるようになりたい

筋力向上を目指す場合は、少ない回数で高重量を扱うトレーニングが効果的です。筋力を高めるためには、筋肉の限界に挑戦し、力を引き出すことが大切です。

推奨強度:

  • レップ数(回数):1~5回

  • セット数:4~6セット

  • 使用重量:最大重量の85%以上

  • 休憩時間:2~5分

高重量を使うことで、筋肉と神経系のパフォーマンスが向上します。しっかりとフォームに気をつけて、怪我のリスクを避けながらトレーニングを行いましょう。


3. 筋持久力を高めたい場合

目標:長時間動ける身体を作りたい、疲れにくくしたい

筋持久力は、筋肉が長時間使い続けられる力を指します。持久力を高めるには、軽い重量で多くの回数を繰り返すことが有効です。

推奨強度:

  • レップ数(回数):15回以上

  • セット数:3セット以上

  • 使用重量:最大重量の50~70%

  • 休憩時間:30~60秒

この強度では、筋肉が長時間使われるため、酸素の供給を高め、スタミナが向上します。筋肉が疲れにくくなることで、日常生活やスポーツでのパフォーマンスも向上します。


4. 体脂肪を減らしたい場合(ダイエット向け)

目標:引き締まった体を作りたい、脂肪を燃焼させたい

ダイエット目的で筋トレを行う場合、脂肪燃焼効果を高めるために、有酸素運動と筋トレを組み合わせることが大切です。筋トレの強度は、脂肪を効率的に燃焼させるためには少し軽めの重量で、多くの回数を行うのが良いです。

推奨強度:

  • レップ数(回数):10~15回

  • セット数:3~4セット

  • 使用重量:軽め(筋肉にしっかり効く重量)

  • 休憩時間:30~60秒

短い休憩で高強度のトレーニングを行い、心拍数を高めることで、脂肪が燃焼しやすい状態を作りましょう。食事管理と有酸素運動を組み合わせることも重要です。


5. トレーニング強度のポイント

  • フォームを守る:強度を上げることは重要ですが、まずは正しいフォームを守ることが最優先です。無理に重い重量を使わず、フォームが崩れない範囲でトレーニングを行うことがケガの防止につながります。

  • 進捗を追う:筋トレは短期間で結果が出るものではありません。週ごと、月ごとの進捗をしっかり確認し、少しずつ重量や回数を増やしていくことが成功のカギです。


結論:目標に合わせた強度で筋トレをしよう

筋トレの強度は、目指すゴールによって調整することが大切です。筋肥大を目指すなら中程度の重量で回数をこなし、筋力向上なら高重量で少ない回数を繰り返し、ダイエットなら少し軽めの重量で多くの回数をこなすといった具合です。

自分の目標に合わせて、適切な強度で筋トレを行い、健康的で強い身体を作りましょう!








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