カフェインを含むコーヒーを眠気覚ましとして飲んでいる人も多いですが、筋トレにおいてもカフェインは非常に効果的です。
そこで今回はカフェインが筋トレにもたらす効果や、摂取方法、カフェイン摂取時の注意点などを紹介していきます。
筋トレ前にカフェインを摂取するメリット
カフェインで集中力アップ
カフェインを摂取することで、中枢神経が覚醒され、眠気や疲労が軽減されるといわれています。
筋トレ前にカフェインを摂ることで、トレーニングにしっかり集中でき、疲れを感じにくくなる効果を得ることができます。
カフェインで脂肪燃焼効果が促進される
カフェインといえば覚醒作用ですが、実は脂肪燃焼効果があることをご存知でしょうか?
カフェインを摂ることで、交感神経が刺激され、脂肪細胞の脂肪分解酵素の働きを高める効果があります。
さらに、血管拡張の効果もあるため、身体の血行が良くなるという効果もあります。
脂肪分解酵素の働きが高まることで、トレーニングにおける脂肪燃焼効果が高まり、より効率的なボディメイクを行うことができます。
カフェインの摂取量の目安
目安としては、体重1kgあたり3~6mgのカフェイン摂取。
体重が50kgの人は150mg~300mgの範囲で摂取すると効果があります。
この場合、1杯のコーヒーに含まれているカフェインの量は80〜150mgなので、コーヒーは2〜3杯に収めるのが適量です。
それ以上のカフェインを摂取してしまうと、不眠症や神経症、高血圧、不整脈を発症してしまう可能性があるため、コーヒーの飲み過ぎには注意しましょう。
カフェインの含有率
食べ物や飲み物にどれくらいのカフェインが含まれているか知ることで、適度なカフェインを摂取することができます。
全て100㎖あたりの含有量
- コーヒー 60mg
- レッドブル 30mg
- モンスター 36mg
- 紅茶 20mg
- 烏龍茶 20mg
カフェイン摂取時の注意点
夜に摂取すると眠りづらくなる
夜に筋トレする人でカフェインを摂取する場合、その後なかなか寝られなかったり、目覚めが早くなったりする可能性があります。
利尿作用
カフェインは腎臓の血管を拡張させることで利尿を促す作用があります。コーヒーや緑茶などにカフェインが含まれており、仕事中に飲む頻度が多いとそれだけトイレが近くなるので気をつけましょう。
カフェインは覚醒作用や脂肪燃焼など筋トレ時に活用することで多くのメリットが得られる成分です。
しかし、コーヒーや緑茶、エナジードリンクなど飲む機会の多いドリンクに含まれており過剰摂取にもなりやすいです。
仕事時にコーヒー一杯、筋トレ時にエナジードリンク1缶など過剰摂取にならないよう気おつけましょう。