前回はパスタがなぜ体重を増やす事や筋肉に良いのか解説しました。今回は筋肉を付けるためのパスタレシピを紹介していきます。
食物繊維や鉄分が多い全粒粉を使ったパスタがおすすめ
全粒粉でつくられたパスタなら、よりGI値が低く脂肪燃焼の効率が良いです。
さらに、全粒粉パスタは食物繊維や鉄分も多く含まれています。鉄分が不足すると、持久力の低下や疲労感が出るなど筋トレに支障が出てしまう可能性があるため、鉄分は積極的に摂取したい栄養です。
通常のパスタと比較して弾力がない特徴もありますが、慣れてしまえばそんなに気になることもないため、筋トレでバルクアップを目指している方は全粒粉のパスタを選びましょう。
パスタソースで余分な脂質やカロリーを取らないようにする
たくさんの種類のパスタソースから選べるのは嬉しいポイントですが、パスタソースの中には、筋トレの効率アップに向かないタイプのものもあります。
例えば、脂質が多く含まれているものや、高カロリーのパスタソースのものをいつも好んで食べていると、パスタがもたらすメリットよりも、高い脂質やカロリーを含んでいるというデメリットの方が強くなってしまうことも。
パスタソースは簡単に料理が出来て便利ですが、できるなら自分で栄養成分を意識した味付けのパスタを作るようにしましょう。
おすすめパスタレシピ
鶏もも肉とブロッコリーのペペロンチーノ
鶏もも肉の旨味とガーリックの香ばしい香りを存分に楽しめるペペロンチーノ。栄養豊富なブロッコリーと、高タンパク質の鶏もも肉を炒めたメニューです。
調理するのが難しくないシンプルなレシピで病みつきになるぐらい美味しいパスタを食べて、モリモリ筋力アップを目指しましょう。
納豆パスタ
体力が必要な筋トレ民にぴったりなのが、ねばねば美味しい納豆パスタ。納豆だけでなくオクラもレシピに含まれていて、みょうがの風味とともに、夏場の暑さで筋トレが苦しい時期にも、やる気を出して取り組めるようになります。
納豆の原料の大豆には、豊富にタンパク質が含まれているだけでなく、カルシウムやビタミンなどの筋肉をつくり出すのに必要な栄養素をたくさん含んでいるのが注目ポイント。しかもカロリーは抑えめで、たくさん食べても、太る心配はありません。パスタの具材として使うと、かなりの高たんぱく食品になり、筋力アップにちょうど良いメニューといえます。
鶏肉と舞茸の和風パスタ
鶏肉とビタミンDを含むきのことの組み合わせ。
タンパク質とビタミンDは相性が良く、カルシウムの吸収を促す以外にも筋肉の形成を助ける働きもしてくれます。
レシピでは舞茸のみを使っていますが、お好みできのこの種類を変えたり、複数種類使ってみてもおいしく食べることができます。
減量目的や筋力アップ目的でおこなう筋トレ。パスタのいろいろなレシピを取り入れた筋トレなら、毎日飽きずに、筋トレに適した栄養を摂れるでしょう。
筋トレによる減量をいろいろ挑戦したけど、筋トレ用の食事がフィットせずなかなか続けることが難しかった方も、パスタをたくさん食べる方法に挑戦すると難なくクリアできるかもしれません。
パスタを食事に取り入れた筋トレプログラムで、理想の体型に近づけるように頑張ってください!